グリーン・ゾーン

投稿日:2019年10月12日|最終更新日:2019年10月12日
グリーン・ゾーン
タイトルグリーン・ゾーン
原題Green Zone
製作年2010
アメリカ
監督ポール・グリーングラス
出演者マット・デイモン、グレッグ・キニア、ブレンダン・グリーソン

グリーン・ゾーンのネタバレありレビュー

押尾のレビュー

イラク戦争の現地を舞台にした映画。マット・デイモン主演のため、アマゾンプライムには『「ボーン」シリーズを超えた!』と書いてありましたが、そもそもボーンシリーズとは全然ジャンルも演出も違うのでこの書き方はどうなのかな、と思って見ていました。逆にこの一言がなければ普通に戦争映画として見れたかも。

大量破壊兵器をリーク情報をもとに探し出すという任務を任されたマット・デイモンたちですが、毎回大量破壊兵器は出てこない。リーク情報が間違っているのではないかという疑問から、独自に大量破壊兵器とイラクの重要人物を探し出すのですが、もう最初から疑惑通りに進んでいくので見ていてもあまり入り込めない感覚はありました。

というのもノンフィクション作品から映画化されているので当然と言えば当然で、アクションなどの演出が映画的であるのに対して、シナリオや展開は現実的な部分と想定内の状況が続くんですね。面白いエンタメ作品、というわけではないし、戦争の史実作品というにもやや欠ける感じもしてしまいました。

マット・デイモンの役柄にはモデルとなった人物がおり、実際にイラクで大量破壊兵器を探す任務に当たっていた兵士が演技指導等を行ったようです。また、劇中にも実際にイラク戦争に行った兵士たちが出演しています。

個人的に気になったのは、アメリカが世界の警察であることと、各国の人々の考え方の違いでしょうか。イラクはイラク人が統治すべき、という考えや米軍に協力するイラク人元兵士は自分の国を良くしたい、自分の国が好きだと話します。この辺が戦争とテロを続けている地域の人たちの声のひとつなのかなと感じました。もう少しイラク側の声が多く聞こえたらよかったかも。